千葉中央駅すぐの居酒屋「金龍」。1皿200円というインパクトの強い広告が京葉線に面した店の入り口に電飾で派手に飾られている。オープンテラスで、夜になると客でにぎわっているのが見えたし、何より魅力的な価格だけあって、かねてより私と彼女で一度のみに行きたいと思っていた。そして、たまたま昨日友達の友人の韓国人が日本に旅行に来ていたので「日本の居酒屋」を紹介するのも兼ねて、友達やその友人たち、そして彼女を含め、5人で金龍に行くことになった。
店にはいると、明るい色に髪を染めた女子高風の店員(バイトだろうか?)に「ここは先払いのセルフサービスだ」と案内された。金龍も初めてだったし、居酒屋でセルフサービスの店も始めてだった。なんだか面倒そうでし、異国から来てる友達がいるから、金龍にするか少し迷ったけど、結局この店にすることにした。
セルフサービス式は特に問題はないように思えた。学生食堂みたいにお盆を持ってただ並んでただ注文すればいい。ところが、隣を横切る客の中には「わけのわからんサービスだな」とぼやいている者もいた。そこまで混乱するものかとそのときは思ったが、その理由もすぐにわかった。注文するときに食券をもってレジにいくわけだが、レジで注文しても「あとで10番でお呼びします」と言われ、その場では料理をもらえないのだ。その瞬間なんのためにお盆を持ってきたのか意味が分からなくなった。かなり非効率的だ。
5人は注文を終え、テーブルについた。その後、女子高生風の店員たちに続々と番号が呼ばれる。店員たちはマイクで「○○番で××を注文されたお客様~!」と叫びながら店中を歩き回る。中には日本語が分からない人もいるわけで、さすがに5人分の注文を聞き逃さず、「はい、ここです」と言うのはひと仕事だった。
注文してから気づいたが「全品200円」と店の入り口にでかでかと書いてあったのに、200円の商品はあまりなく、豚キムチ315円・なんこつ315円・餃子315円などと、注文したのはほとんどすべて315円以上するものだった。餃子なんて入り口に「餃子200円」と書いてあったのに、315円で売っている有様だ。ビールも1杯200円と表には書いてあったが、メニューの隅々を見渡しても200円のビールは見つからなかった。はっきり言ってだまされた気分だった。
トラブルは起きた。友人のうち一人が注文したものが30分たっても一向に番号が呼ばれない。何か手違いがあったのかと思い、店員のねえさんを呼んで「すみません、30分前に注文したのがまだ届いてないのですけど、確認していただけますか?」と失礼の無いようにうかがった。すると、料理ができてから時間がかなり経っていたのか、店員のねえさんが冷えて生暖かい料理を持ってきて、さらにこう付け加えた。
「店員が何度呼んでいるんだから、ちゃんと聞いていてください」
その一言を聞いたときは、あまり気分がよくなかった。私のほうにも落ち度があったかもしれないが、そのような言い方があるだろうか。金龍の中は満席で客の話し声だけでもうるさいし、店内にいる間、店員が番号を呼んでいる声ばかりを聞いているわけではないのだ。今日はじめて来たばかりの客に対する待遇としては厳しいものがあると感じた。もしリピータをつける気があるなら、失礼な物言いのないよう社員教育を徹底すべきだと思う。
少々辛口のレビューでしたが、別に誇張してることはなく実際にあったことをありのままに書きました。全品200円じゃなかったにしても、普通の居酒屋に行くよりはかなり安上がりに食べられるのは事実です。私の場合、結局のところ『安物買いの銭捨て』状態になってしまいとても残念です。金龍が自らのホスピタリティを見直し、改善することが無い限り、私自身が金龍にはもう行くことはないでしょう。
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