「逆成」とは、語の一部分を接辞や語尾などと混合し、類推(analogy)や異分析(metanalysis)することで新たな語彙を作り出す造語法の一種です。
たとえば英語の例で、beefburgerやcheeseburgerは逆成の結果生じたものです。hamburgerはhamburg+erで構成された語でしたが、hamburgerのhamが「ハム」を連想させたため、ham+burgerと再分析されました。その結果-burgerという形態素が取り出されました。そのほかにもhijackが飛行機を選挙する行為を指すことが多かったため、hiがhigh(高い)と異分析され、その結果busjackやseajackなどの逆成語が生まれました。英語には逆成語がきわめて多いようです。
日本語でも動詞「まちぶせる」はその名詞形である「まちぶせ」が逆成された語彙のひとつです。複合動詞の「まちふせる」が名詞化する際に、形態素の切れ目で連濁し「まちぶせ」になり、逆成が起こった結果、動詞「まちぶせる」が生じたと考えられます。日本語で現在進行中の逆成の例として、若者言葉の「ちがくて」があります。「ちがう」の名詞形「ちがい」が形容詞と異分析された結果、形容詞として機能する逆成語として「ちがい」が使われるようになっているようです。
韓国語の例は考え中です......。
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