地理を習っていて特に厄介なのがケッペンの気候区分。
高校では意味も教えずに、記号と内容だけ覚えさせるところも多いようだ。
意味を教わらないせいか、それ自体が覚えにくいせいか、
学校ではいろいろな自説や語呂合わせがまことしやかにささやかれている。
覚えられればそれで構わないという人ならそれはそれでいいと思う。
しかし、せっかく学習するのだから正しい知識を身につけることも大切だ。
そこで実際に調べてみたところ、下記のような意味だと判明した。
ケッペンはドイツ人なので単語は全てドイツ語である。
◆熱 帯(A)
Af:feuchtフォイヒト〔湿った〕*1
→熱帯雨林気候
Am:Mittelformミッテルフォルム〔中間〕…AfとAwの中間
→熱帯雨林気候
Aw:wintertrockenヴィンタトロッケン〔冬に乾燥した〕
→サバナ気候
◆乾燥帯(B)
BW:Wüstenklimaヴューステンクリーマ〔砂漠気候〕
→砂漠気候
BS:Steppenklimaシュテッペンクリーマ〔ステップ気候〕
→ステップ気候
◆温 帯(C)
Cfa:feuchtフォイヒト〔湿った〕 a〔最暖月の平均気温が22℃以上〕*2
→温暖湿潤気候
Cfb:feuchtフォイヒト〔湿った〕 b〔最暖月の平均気温が22℃未満で、月平均気温が10℃以上の月が4か月以上〕*2
→西岸海洋性気候
Cs:sommertrockenゾンマートロッケン〔夏に乾燥した〕
→地中海性気候
Cw:wintertrockenヴィンタトロッケン〔冬に乾燥した〕
→温暖冬季少雨気候
◆冷 帯(D)
Df:feuchtフォイヒト〔湿った〕
→冷帯湿潤気候
Dw:wintertrockenヴィンタトロッケン〔冬に乾燥した〕
→冷帯冬季少雨気候
◆寒 帯(E)
ET:Tundrenklimaトゥンドランクリーマ〔ツンドラ気候〕
→ツンドラ気候
EF:Klima ewigen Frostes〔常に極寒(氷点下)の気候〕
→氷雪気候
*1 fehlenフェーレン[欠けた]乾季が欠けているを意味する説も。
*2 a,bは記号で意味はない。
参照先:
http://www.supplement.de/geographie/klima/klima2.htm